ザゼンソウはサトイモ科(ザゼンソウ属)の多年草で山中の湿地帯に自生します。竹森の群生は本州の南限地とされており、山梨県の自然記念物に指定されています。 名の由来は、仏炎苞(ぶつえんほう)という覆いの中に小さい花が密集して咲く姿が、僧が座禅をしているように見えることからです。また、幸福をよぶ縁起のよい花といわれています。 開花するときに発熱し、自ら周囲の積雪を解かすため、早春にいち早く見ることがで きます。